藤田幽谷のものがたり
著者 | 梶山孝夫著 | |
定価 | 990円(10%税込) | |
本体 | 900円(税別) | |
判型 | 四六判 | |
体裁 | 並製本・カバー装 | |
発行日 | 平成26年2月11日 | |
ISBN | 9784764603004 | |
ページ数 | 112頁 |
藤田東湖、父幽谷を語る。
東湖の父である幽谷の学問とその精神を東湖が記した「先考次郎左衛門藤田君行状」をメイン史料に小説形式で書き上げた史的根拠に基づく物語。目次
まえがき一 父の誕生
二 藤田家の系譜
三 「正名論」の執筆
四 文公の知遇
五 服喪の『二連異称』
六 父の西遊
七 父の結婚
八 長久保様の吹聴
九 史館への献策
十 青藍舎の教育
十一 『勧農或問』の主張
十二 大津浜事件
十三 高山様との邂逅
十四 父の逝去
十五 青山様への反論
十六 杉山様との切磋
十七 高弟会沢様の墓碑
十八 新たな決意
あとがきにかえて
著者略歴
梶山孝夫(かじやまたかお)昭和26年 茨城県生
大学卒業後茨城県内の私立学校に奉職、平成24年3月退職
現在 水戸史学会理事
温故学会顧問
稲敷市文化財保護審議会委員
博士(文学)
主要著書 新版佐久良東雄歌集(錦正社)
水戸の國學―吉田活堂を中心として―(錦正社)
水戸派国学の研究(臨川書店)
大日本史と扶桑拾葉集(錦正社)
現代水戸学論批判(錦正社)
大日本史の史眼―その構成と叙述―(錦正社)