義公漫筆
著者 | 梶山孝夫著 | |
定価 | 990円(10%税込) | |
本体 | 900円(税別) | |
判型 | 四六判 | |
体裁 | 並製本・ | |
発行日 | 令和2年2月1日 | |
ISBN | 9784764601390 | |
ページ数 | 128頁 |
謎と多彩さを秘めた義公の人物像に迫る
水戸学及び水戸史学の研究において最も重要で好学の大名であり、深い学問と教養を身に付けた人物である義公(徳川光圀)。探っても探りきれない何かを秘めた義公の人物像(人間性)に注目し、多様な文献からその内奥に迫る。目次
梅里先生碑陰並びに銘まえがき
一 義公の鹿島神宮参詣
二 義公歌壇
三 義公歌壇(続)
四 義公とふみづきの月
五 源顕基伝と義公の隠居
六 義公の仏教観―心越禅師との心交を通じて―
七 義公と心越禅師将来の「覚世真経」
八 義公と日光梶
九 『桃源遺事』が伝える義公の尊王と尾張吉通
十 義公と内藤義概・義英父子
十一 義公の多彩な関心
十二 義公の『古葉略類聚鈔』蒐集
十三 義公と『金沢蠹余残篇』
十四 『中村雑記』にみる義公の一面
十五 『槐記』の中の義公
十六 『新編鎌倉志』と『鎌倉攬勝考』
十七 後北条氏と『参考太平記』
十八 訛伝としての義公の塔ノ沢湯治
あとがき
著者略歴
梶山孝夫(カジヤマタカオ)昭和26年 茨城県生
大学卒業後茨城県内の私立学校に奉職、平成24年3月退職
現在 水戸史学会理事
藝林会理事
温故学会顧問
博士(文学)
主要著書 新版佐久良東雄歌集(錦正社)
水戸の國學―吉田活堂を中心として―(錦正社)
水戸派国学の研究(臨川書店)
大日本史と扶桑拾葉集(錦正社)
現代水戸学論批判(錦正社)
大日本史の史眼―その構成と叙述―(錦正社)
藤田幽谷のものがたりⅠ~Ⅲ(錦正社)
安積澹泊のものがたり(錦正社)
水戸の国学者 吉田活堂(錦正社)
金沢八景と金沢文庫(錦正社)