明治聖徳記念学会紀要 復刊第48号
―特集「近代日本の国際交流」―
著者 | 明治聖徳記念学会編 | |
定価 | 2200円(10%税込) | |
本体 | 2000円(税別) | |
判型 | A5判 | |
体裁 | 並製本・ | |
発行日 | 平成23年11月3日 | |
ISBN | 9784764606487 | |
ページ数 | 364頁 |
目次
【巻頭言】「安政条約廃棄百年」を巡って〔岡崎久彦〕
【論文】
Ⅰ
岩倉使節團の見た米歐の光と翳―初代ドイツ公使青木周蔵の陰の役割―〔小堀桂一郎〕
鹿鳴館外交と欧化政策〔犬塚孝明〕
井上毅の条約改正への功業〔木野主計〕
ロンドン万博へ続く道―一八六一(文久元)年のオールコックの旅と日本の「開国」―〔佐野真由子〕
『香取新報』にみる大正一〇年外遊時の皇太子裕仁親王〔堀口修〕
GHQの神道観に関する一考察―『日本の宗教』を介して―〔佐藤一伯〕
Ⅱ
『五箇条ノ御誓文』から『教育勅語』へ―明治の開国と昭和の開国―〔平川祐弘〕
明治天皇の服制と天皇像―「見せる天皇」と「見せない天皇」―〔刑部芳則〕
明治初期の歌御会始の国民の詠進―『同風集』をめぐつて―〔中澤伸弘〕
田島小学校における体験教育考―神道教育研究の視点から―〔中道豪一〕
宮内省諸陵頭山口鋭之助の事績と思想〔東郷茂彦〕
【研究ノート】
昭憲皇太后基金の創立とその背景について〔小林晃枝〕
【講演】
占領と教育改革―占領軍より日本側の責任が大きい―〔杉原誠四郎〕
【随想】
富士秋霽―吉田茂翁の志操―〔照沼好文〕
【書評論文】
「国家神道」概念の有効性に関する一考察―島薗進著『国家神道と日本人』の書評を通して―〔藤田大誠〕
【書評】
櫻井治男著『地域神社の宗教学』〔板井正斉〕
畔上直樹著『「村の鎮守」と戦前日本―「国家神道」の地域社会史―』〔藤本頼生〕
佐藤一伯著『明治聖徳論の研究―明治神宮の神学―』〔藤田大誠〕
中野裕三著『国学者の神信仰―神道神学に基づく考察―』〔武田幸也〕
【紹介】〔企画・編集委員会〕
神社本庁総合研究所監修・神社新報創刊六十周年記念出版委員会編『戦後の神社・神道』/皇學館大学・島根県立古代出雲歴史博物館編『伊勢と出雲の神々』/小川原正道著『近代日本の戦争と宗教』/中澤伸弘著『宮中祭祀』/岡田莊司編『日本神道史』/鎌田純一著『神道史概説』/石井研士編『神道はどこへいくか』/岡崎久彦著『明治の外交力』/杉原誠四郎著『新教育基本法の意義と本質』
【翻刻】
みくるまのあと(小出粲著)〔戸浪裕之〕
【あとがき】〔武田秀章〕