明治聖徳記念学会紀要 復刊第46号
―特集「日本の法制度・法文化」「東京奠都百四十年」―
著者 | 明治聖徳記念学会編 | |
定価 | 2200円(10%税込) | |
本体 | 2000円(税別) | |
判型 | A5判 | |
体裁 | 並製本・ | |
発行日 | 平成21年11月3日 | |
ISBN | 9784764606463 | |
ページ数 | 484頁 |
論文(14本)の他、シンポジウム、講演、史料紹介、随想、書評、書籍紹介、翻刻などを収録。
目次
【巻頭言】明治憲法発布百二十年に思う 〔伊藤隆〕
【論文】
Ⅰ
慣例法の生成過程―「關東御成敗式目」の画期的意義―〔小堀桂一郎〕
伊藤博文と明治憲法―憲法制定におけるドイツ人の寄与―〔堅田剛〕
明治初年代における天皇と神宮〔中西正幸〕
文明・立憲制・国民政治―伊藤博文の政治思想― 〔瀧井一博〕
遺失物法と文化財保護 〔時枝務〕
「元始祭」並びに「紀元節祭」創始の思想的源流と二祭処遇の変遷について 〔大岡弘〕
律令法における皇位継承―女帝規定の解釈をめぐって― 〔宮部香織〕
Ⅱ
明治期「村の鎮守」の植生と地域社会
―東京都多摩市域の地域史料をてがかりに―〔畔上直樹〕
京都御所から明治宮殿へ―継承された「剣璽之間」の来歴 ―〔石野浩司〕
東京奠都と神田祭―明治初年の神田祭の変遷を素描する―〔岸川雅範〕
Ⅲ
御歌所長高崎正風の教育勅語実践運動―彰善會と一德會―〔宮本誉士〕
徳川時代中期の衣紋道高倉家の門人の一考察
―『御門弟名籍』をめぐつて―〔中澤伸弘〕
宮本重胤の「婦人神職任用論」に関する小考〔小林晃枝〕
小林健三の神道論についての考察―昭和三〇年代を中心に―〔中道豪一〕
【シンポジウム】
日本の法制度と神道文化〔岡田莊司・阪本是丸・牟禮仁・武田秀章〕
【講演】
井上毅における伝統と近代―「シラス」論を中心に―〔齊藤智朗〕
【史料紹介】
「明治三十七年二月~八月 聯合艦隊司令長官東郷平八郎日記」について 〔堀口修〕
本多辰次郎『北支満鮮旅行記』 〔高橋勝浩〕
明治神宮所蔵「加藤玄智博士生祠研究資料」―紹介と若干の考察― 〔佐藤一伯〕
【随想】
鶴牧版『史記評林』に想ふ―『明治天皇の御修学』補遺―〔近藤啓吾〕
近現代の憲法と政教関係 〔百地章〕
私の東京と古社名刹 〔大熊晋一〕
【書評】
松本丘著『垂加神道の人々と日本書紀』〔高橋美由紀〕
【紹介】 企画・編集委員会
【翻刻】
硯海の一勺・扇のことば(福羽美静述)〔中村聡〕
【彙報】〔事務局〕
【あとがき】〔武田秀章〕