水戸学
水戸烈公と藤田東湖『弘道館記』の碑文
但野正弘著
定価:本体1000円(税別)
天下の名文『弘道館記』碑文の解説書
『弘道館記』は、幕末の水戸藩に創立された総合大学「弘道館」の、建学の精神を格調高く天下に宣言したものである。
◆『弘道館記』の原文と書き下し文・平易な現代語訳と語釈
◆「弘道館」創設と『弘道館記』の成立事情を説き明かす
◆日本を愛した英国貴族出身の本尊美利茶道(ポンソンビリチャド)博士の英訳文を付載
栗田寛博士と『継往開来』の碑文
照沼好文著
定価:本体1400円(税別)
現代の私たちが失っている「学門の意味」とは?
内藤耻叟撰文の『継往開来』の碑文を中心に、明治の碩学栗田寛博士の生涯について述べた。
その生涯と業績は、総てこの碑...
大日本史の史眼
―その構成と叙述―
梶山孝夫著
定価:本体3400円(税別)
『大日本史』の神髄を明らかにする
『大日本史』は『史記』に倣ったものと云われているが著者は、その構成と叙述に於ける相違点を徹底的に検証し、『大...
続 水戸光圀の餘香を訪ねて
住谷光一著
定価:本体2800円(税別)
水戸光圀公由縁の地を訪ね、時空を越えて伝わる面影を垣間見る
民情視察に力を注ぎ、茨城県内各地を訪れて多くの逸話を残す光圀。前著に続き、光圀公由縁の地を訪ね、土地の人に出会い、さらに...
水戸藩と領民
仲田昭一著
定価:本体2700円(税別)
水戸藩と領民とが織りなす厳しくも温かく美しい人間模様
経済的に困難を極めた時代に水戸藩と領民とが諸課題に立ち向かい、謙虚に誠実に未来を開こうとした先人達の「誠意」を具体的に抽...
現代水戸学論批判
梶山孝夫著
定価:本体2700円(税別)
一体、水戸学とは何なのか。
本書では、水戸学の探究のためにも現代水戸学論の批判と修正を図りつつ、虚心坦懐に水戸の先人が求めたところを明ら...
北方領土探検史の新研究
―その水戸藩との関はり―
吉澤義一著
定価:本体3400円(税別)
間宮林蔵、木村謙次、松浦武四郎の水戸藩とのつながりを考究し江戸(幕末)の日露交渉の真相に迫る!
個々の探険家の研究を総合比較してその相互関連を明らかにし、それらを政治的に運用結合させた幕末という時代の政治力学を闡明...
大日本史と扶桑拾葉集
梶山孝夫著
定価:本体2900円(税別)
水戸藩の代表的編纂物「大日本史」と「扶桑拾葉集」の今日的役割を明らかにする
「大日本史」と「扶桑拾葉集」どちらも汲めども尽きない巨大な学問体系を有している。
妄説に対する反論の狼煙を上げる...
水戸の學風
―特に栗田寛博士を中心として―
照沼好文著
定価:本体3200円(税別)
水戸出身の明治の碩学で『大日本史』の完成者栗田寛博士。
前篇では明治の学界における栗田先生の位置や活動をとほして、...
水戸光圀の遺猷
宮田正彦著
定価:本体3600円(税別)
義公の周辺と後世への影響を考察し『水戸黄門』の真実の一端を明らかにする!
近世の水戸歴史に、義公の遺教の、霊犀一点の通じるあるを感得する。
遺猷(いゆう)とは、先祖が子孫に遺したはかりごと、規範の謂。