軍事史
乾岔子島事件史
―一九三七年の日ソ紛争―
2025年2月9日 新刊・近刊注目の書籍軍事史軍事史 単行本
笠原孝太著
定価:本体3400円(税別)
謎の日ソ紛争が今、明らかに
この事件を知らずして、ノモンハン事件は語れない。
乾岔子島事件(カンチャーズ島事件)の全体像を明らかにする初めて...
軍都広島の形成
―遠くて近い原爆以前の広島―
2025年1月24日 新刊・近刊注目の書籍軍事史軍事史 単行本
竹本知行編
定価:本体1800円(税別)
軍都広島の観点から原爆以前の広島を温ねる
あらゆる時代に人々の瑞々しい生活がそこにはあった。これからの広島を語ろうとすれば「今」(現代)とともに「遠くて近い過去」...
第一次世界大戦と民間人
―「武器を持たない兵士」の出現と戦後社会への影響―
鍋谷郁太郎編
定価:本体4500円(税別)
「銃後」における民間人の戦争を検証する
「総力戦」といわれる第一次世界大戦を「武器を持たない兵士」としての民間人が、どの様に受け止め、如何に感じ、そして生き抜い...
沖縄戦における住民問題
原剛著
定価:本体1800円(税別)
沖縄戦の住民問題を再検証する
住民の疎開・避難を中心に、防衛召集、スパイ視問題、集団自決問題など、やや感情に走りがちで、事実が誤認されたり、隠蔽された...
海軍大将嶋田繁太郎備忘録・日記Ⅲ
―日記 昭和十五年、昭和十六年、昭和二十一年・二十二年、昭和二十二年・二十三年―
軍事史学会編
黒沢文貴・相澤淳監修
定価:本体9500円(税別)
昭和期の政治外交史・軍事史の基本史料
呉鎮守府司令長官から支那方面艦隊司令長官、横須賀鎮守府司令長官を歴任し、海軍大臣として開戦を迎えた「昭和十五年」「昭和十...
日本海軍と東アジア国際政治
―中国をめぐる対英米政策と戦略―
小磯隆広著
定価:本体4200円(税別)
日本海軍の対英米政策・戦略を繙く
満州事変後から太平洋戦争の開戦に至るまで、日本海軍が東アジア情勢との関係において、英米の動向をいかに認識・観測し、いかな...
第一次上海事変の研究
―軍事的勝利から外交破綻の序曲へ―
影山好一郎著
定価:本体9500円(税別)
第一次上海事変は日本近現代史にいかなる影響を 及ぼしたのか? 軍事と外交の実相に迫る!
満州事変の陰に隠れほとんど知られていない1932(昭和7)年の第一次上海事変。
関東軍参謀の謀略による満州国建国の...
呉海軍工廠の形成
千田武志著
定価:本体10000円(税別)
戦艦「大和」を造った海軍工廠はいかにして形成されたのか
呉海軍工廠の前身と関連部門を、長期かつ広範にわたり数多の資史料を分析することにより、日本一の海軍工廠形成の全貌を明らかに...
海軍大将嶋田繁太郎備忘録・日記 Ⅰ
―備忘録 第一~第五―
軍事史学会編
黒沢文貴・相澤淳監修
定価:本体9500円(税別)
昭和期の政治外交史・軍事史の基本史料
昭和十年十二月から昭和十九年五月までの間、軍令部次長、支那方面艦隊司令長官、海軍大臣、軍令部総長等の要職を歴任し、二・二...
民防空政策における国民保護
―防空から防災へ―
大井昌靖著
定価:本体4800円(税別)
防空法は本当に悪法だったのか?
本土空襲に備え、昭和12(1937)年に成立した防空法を中心とする「民防空政策」。
焼夷弾火災に対する「敢闘精神と...
「大東亜共栄圏」の形成過程とその構造
―陸軍の占領地軍政と軍事作戦の葛藤―
野村佳正著
定価:本体4200円(税別)
「大東亜共栄圏」とはなんだったのか?
大日本帝国政府は、開戦直後、その目的を「大東亜共栄圏建設」と発表した。その戦争目的達成のため、軍にとって、軍事作戦と並ぶ...