水戸光圀の『梅里先生碑』
著者 | 宮田正彦著 | |
定価 | 1320円(10%税込) | |
本体 | 1200円(税別) | |
判型 | B6判 | |
体裁 | 並製本・カバー装 | |
発行日 | 平成16年3月31日 | |
ISBN | 9784764602656 | |
ページ数 | 96頁 |
梅里先生碑の文は水戸光圀の自伝である。
全文僅か299文字のものであるが、水戸光圀自身が後世に残すつもりで書き記され、この中に水戸光圀七十三年の生涯のエキスが詰め込まれている。水戸光圀Q&Aも必読!!
目次
はじめに一 碑文と読下し文
二 碑文の成立まで
三 本文の読みと解説
四 水戸黄門Q&A
Q1 光圀は何故黄門様というの?
Q2 光圀の奥様はどんな人?
Q3 光圀か光国か?
Q4 光圀の若い時ってどんなだった?
Q5 光圀のヒゲは?
Q6 光圀の人相は?
Q7 光圀は『史記』の「伯夷伝」から何を学んだか?
Q8 黄門様漫遊記は本当?
Q9 助さん格さんは実在の人?
Q10 藤井紋大夫徳昭手討ちの真相は?
おわりに
〔付録〕E.W.クレメント氏の英訳『梅里先生碑陰竝銘』について
英文 The Inscription and Stanza on the Back of the Tombstone of Bairi-Sensei
著者略歴
宮田正彦[ミヤタマサヒコ]昭和13年1月1日東京都小石川区に生まれる。昭和35年3月茨城県立水戸第一高等学校卒業。昭和35年3月茨城大学文理学部文学科(史学専攻)卒業。同4月茨城県立水戸第三高等学校講師(非常勤)。同5月茨城県立多賀高等学校教諭。昭和39年4月茨城県立水戸第二高等学校教諭。昭和51年4月茨城県文化財保護主事・茨城県歴史館研究員(学芸部所属、書跡・刀剣・武具担当)。昭和63年4月茨城県立歴史館学芸部学芸第二室(美術工芸)室長。平成元年4月茨城県立太田第二高等学校教頭。平成3年4月茨城県立歴史館史料部長。平成5年4月茨城県立大洗高等学校長。平成7年4月茨城県立太田第二高等学校長。平成10年3月定年退職。平成10年10月現在、茨城情報専門学校校長。日本歴史学協会会員、水戸史学会副会長、水戸市文化財保護審議会副会長、水戸市立博物館資料蒐集専門委員、日本会議茨城理事、(財)日本学協会評議員、幕末と明治の博物館評議員など