天皇法の研究
著者 | 里見岸雄著 | |
定価 | 12815円(10%税込) | |
本体 | 11650円(税別) | |
判型 | A5判 | |
体裁 | 上製本・函入 | |
発行日 | 昭和47年11月3日 | |
ISBN | 9784764602366 | |
ページ数 | 880頁 |
国体法・天皇法の最高権威書!
天皇法は憲法学上、最大の難関であり、安易な肯定や否定は学問的に国民的に共に許されない。然らば明治及び昭和の憲法はいかなる想見に於て天皇を規定しているか。本書は曽て学会を驚倒せしめた不朽の大著で既に古典的価値を有する『国体法の研究』と、後に書き下された『日本国憲。法の天皇法』を合わして昭和47年に初版が世に問われ、大反響を巻き起こしたものである。久しく在庫切れのところ、今般、心ある研究者の需に応じ堂々、再版されるに至った。剣法、国体、天皇法を云々せんとする学者及び研究者に、いまこそ本書の必読を願いたい。
目次
第一部 国体法の研究第一篇 序論
第一章 憲法と国体明徴
第二章 本研究の意図並びに方法
第三章 本研究の要旨
第二篇 総論
第一章 憲法における国体問題
第二章 国体研究に就て
第三章 国体問題を中心とせる憲法の大観
第三篇 国体条文の研究
第一章 第一条の研究
第二章 第二条の研究
第二部 日本国憲法の天皇法
第一章 著者の業績
第二章 日本国憲法と国体
第三章 万世一系の天皇と日本国憲法の天皇
第四章 日本国憲法の皇位
第五章 国民主権
第六章 余論