現代語訳でやさしく読む 「中朝事実」
―日本建国の物語―
著者 | 秋山智子 | |
定価 | 3080円(10%税込) | |
本体 | 2800円(税別) | |
判型 | 四六判 | |
体裁 | 並製本・カバー装 | |
発行日 | 令和6年6月12日 | |
ISBN | 9784764601536 | |
ページ数 | 320頁 |
山鹿素行が『中朝事実』に記した日本古来の精神をやさしい現代語訳で丁寧にひもとき、尊い国柄を次代に伝える
江戸時代初期の兵学者・山鹿素行は「わが国」日本を「中朝」と呼ぶことにより、外朝(中国)中心の華夷思想からの脱却をはかり、祖国の誇りを示そうとし、『中朝事実』を著した。 現代の私たちにも大きな価値を有し、儒教や仏教などの外来思想が入ってくる以前の日本古来の精神を究明し、わが国の国柄を明らかにした『中朝事実』を、やさしい現代語訳で丁寧にひもといていく。本書が紹介されました
目次
凡 例はじめに
中朝事実自序
中朝事実 皇統
天先章─天地人の世界観
中国章─わが国の水土と国家の形成
皇統章─万世一系の皇統の由来
神器章─三種の神器について
神教章─教学の淵源
神治章─国家統治の理想像
神知章─人材登用の道
聖政章─天皇の政治
礼儀章─様々な儀礼とその意義について
賞罰章─賞罰の活用とその心得
武徳章─わが国の武威の本源
祭祀章─神を祭る心
化功章─天皇の徳を慕って
中朝事実跋文
主要参考文献
あとがき