小咄 燗徳利
―昭和晩期世相戯評―
著者 | 村尾次郎【著】、小村和年【編】 | |
定価 | 2420円(10%税込) | |
本体 | 2200円(税別) | |
判型 | 四六判 | |
体裁 | 上製本・カバー装 | |
発行日 | 令和5年2月11日 | |
ISBN | 9784764601499 | |
ページ数 | 288頁 |
令和の今こそ読むべき昭和晩期の世相戯評
洒脱な文章の中に「良き国風を亨け且つ伝える」という著者気概が溢れ、読む者に何とも云えぬ爽快感を与えてくれる。 昭和53年から平成元年の10年にわたり週刊誌『月曜評論』の「声ある声」欄に連載した“やんちゃ”談義、全530編のコラムのうち、たまたま耳目を驚かせた時事問題、旅先での経験や身辺の小事など、著者選りすぐりの258編を収載。目次
はしがき昭和五十四年
昭和五十五年
昭和五十六年
昭和五十七年
昭和五十八年
昭和五十九年
昭和六十年
昭和六十一年
昭和六十二年
昭和六十三年
昭和六十四年/平成元年
あとがき―出版までの経緯とお詫び―
著者略歴
大正3年生れ。昭和15年東京帝国大学文学部国史学科卒業。富士短期大学教授、文部省主任教科書調査官等を歴任。文学博士。平成18年12月9日帰幽。主要著書『律令制の基調』(塙書房)、『奈良時代の文化』(至文堂)、『律令財政史の研究』(吉川弘文館)、『神の森と人間』(PHP研究所)、『伝統意識の美学』(島津書房)、『桓武天皇』(吉川弘文館)、『士風吟醸』(錦正社)、『鎮魂の賦』(錦正社)など多数。