続 平泉澄博士神道論抄
著者 | 平泉 澄 著 | |
定価 | 3850円(10%税込) | |
本体 | 3500円(税別) | |
判型 | A5判 | |
体裁 | 上製本・カバー装 | |
発行日 | 平成28年8月2日 | |
ISBN | 9784764601284 | |
ページ数 | 348頁 |
平泉澄博士の神道観に迫る待望の続編!
菅原道真公、明恵上人、北畠親房公、山崎闇斎、遊佐木斎、谷秦山、佐久良東雄、真木和泉守ら著者が生涯探究し続けた史上の人物論を含む珠玉の十六編を収録。目次
口 絵序〔平泉隆房〕
Ⅰ 序論
一、神道と国家との関係
Ⅱ 前篇 神道史上の人物論
二、至純の忠誠―菅原道真公―
三、神道伝承者としての明恵上人
四、百代の国師親房公
五、闇斎先生と日本精神
六、天地の常経―遊佐木斎先生―
七、険難の一路―谷秦山先生―
八、真の日本人―佐久良東雄先生―
九、真木和泉守の理想
Ⅲ 後篇 神道をめぐる諸問題
十、神社を中心とする自治団体の結合と統制
十一、歴史を貫く冥々の力
十二、旧 家
十三、日本精神の顕晦
十四、谷省吾著『神道原論』序
十五、冥々の導き
十六、林下幽閑の記
索引
著者略歴
《著者略歴》平泉 澄(ひらいずみ きよし)明治二十八年(一八九五)二月十六日福井県大野郡(現勝山市)平泉寺で誕生(父恰合・母貞子の長男)。第四高等学校を経て大正七年(一九一八)東京帝国大学文科大学国史学科卒業、同大学院進学。同十年大阪の森下逸子と結婚。同十二年同大学専任講師、同十五年文学博士・助教授。昭和五年(一九三〇)欧州留学。同十年教授、同二十年辞職。同五十九年二月十八日帰幽(満八十九歳)。
著書 「中世に於ける社寺と社会との関係」「我が歴史観」「芭蕉の俤」「武士道の復活」「國史學の骨髄」「山河あり」「名和世家」「解説近世日本国民史」「父祖の足跡」「寒林史筆」「革命と傳統」「山彦」「先哲を仰ぐ」「日本の悲劇と理想」「中世に於ける精神生活」「解説佳人の奇遇」「明治の源流」「楠公―その忠烈と餘香」「少年日本史」=「物語日本史」「明治の光輝」「悲劇縦走」「首丘の人 大西郷」「平泉博士史論抄」「平泉澄博士神道論抄」など