蒙古襲来絵詞と竹崎季長の研究
著者 | 佐藤鉄太郎著 | |
定価 | 10450円(10%税込) | |
本体 | 9500円(税別) | |
判型 | A5判 | |
体裁 | 上製本・函入 | |
発行日 | 平成17年3月19日 | |
ISBN | 9784764603172 | |
ページ数 | 472頁 |
蒙古襲来絵詞についての従来の学説を根本的に改める
著名な「てつはう」や三人の蒙古兵などは江戸時代に改竄で描き込まれた絵であり、これらの江戸時代に改竄で描き込まれた絵や、初めの手直しで主人として描き込まれたが二度目の手直しで従者にされている絵などの手直しの絵や、「大友兵庫守頼泰之手軍兵」と注記された武士団は実際は宇都宮氏の武士団を描いた絵であることや、二種類ある蒙古襲来絵詞の絵や詞書はそれぞれどのような関係にあるのか、現存している詞書や絵のほとんどは完全な形で遺っていることなどを、精緻な考証と分析によって蒙古襲来絵詞について数多くの新しい事実を初めて解き明かした研究であり、蒙古襲来絵詞についての従来の学説を根本的に改めた初めての研究である。パンフレット(PDF)
著者略歴
佐藤 鉄太郎〔サトウ テツタロウ〕
九州大学文学部史学科国史学専攻卒業
九州大学大学院文学研究科国史学専攻修士課程修了(文学修士)
平成十年三月博士(文学)の学位授与(皇學館大學大学院論文博第一号)題目 蒙古襲来絵詞と竹崎季長
現在 中村学園大学人間発達学部教授