江戸の奇人 天愚孔平
著者 | 土屋侯保著 | |
定価 | 3300円(10%税込) | |
本体 | 3000円(税別) | |
判型 | A5判 | |
体裁 | 上製本・カバー装 | |
発行日 | 平成11年2月15日 | |
ISBN | 9784764602496 | |
ページ数 | 352頁 |
江戸期文化人の交流に興味は尽きない
千社札の創始者とされる天愚孔平は江戸中期、その奇妙な衣装と行動で、市内に知らぬ者なしの奇人、変人ともてはやされた。奇人天愚孔平としての姿、松江藩士として、学者としての姿にスポットを当て、多くの史料からその実像に迫る!
中野三敏九大教授推奨の論考!
目次
はじめに第一編 人物論
第一章 姓名・呼称について
第二章 本姓、「孔平」の由来
第三章 松江藩臣 萩野について
第四章 元祖 萩野玄玖
第五章 二代目 萩野玄春
第六章 萩野喜内(鳩谷)
第七章 四代目 萩野彦一郎 五代目萩野謙蔵
第八章 歿年齢について
第九章 逸話
第二編 学問論
第一章 徂徠学派 萩野鳩谷
第二章 荻野喜内著述目録
第三章 著述物
第四章 碑の撰文
第五章 朽木昌綱
第六章 跋文・序文の撰
第七章 その思想について
第三編 奇人論
はじめに
第一章 千社札について
第二章 天愚孔平は千社札の元祖か
第三章 他の先駆者達
第四章 『題目功徳演説』について
第五章 題名とは何か
第六章 その奇人ぶりについて