水戸の學風
―特に栗田寛博士を中心として―
著者 | 照沼好文著 | |
定価 | 3520円(10%税込) | |
本体 | 3200円(税別) | |
判型 | B6判 | |
体裁 | 上製本・函入 | |
発行日 | 平成10年7月20日 | |
ISBN | 9784764602465 | |
ページ数 | 288頁 |
前篇では明治の学界における栗田先生の位置や活動をとほして、終始変わらない先生の志操を明らかにする。
次に、栗田先生の学問思想の展開として、従来未知の分野であった先生の教育観や、家塾における教育実践の内容を新史料の紹介を通して明らかにする。
目次
前篇一、日本学の志操
二、栗田寛博士の学制試案
三、栗田寛博士の家塾輔仁学舎に関する諸則
四、栗田寛博士の神祗史研究
五、栗田史学の継承-正健清水翁の史業
後篇
一、ポンソンビ博士と『英訳弘道館記』
二、異邦人の義公観
三、E・Wクレメント氏の水戸藩研究
四、ポンソンビ墓瀬尾後継者-佐藤芳二郎翁の面目-
附録『継往開来』の碑文
『栗田寛博士略年譜』