水戸光圀の遺猷
著者 | 宮田正彦著 | |
定価 | 3960円(10%税込) | |
本体 | 3600円(税別) | |
判型 | B6判 | |
体裁 | 上製本・函入 | |
発行日 | 平成10年2月11日 | |
ISBN | 9784764602458 | |
ページ数 | 300頁 |
義公の周辺と後世への影響を考察し『水戸黄門』の真実の一端を明らかにする!
近世の水戸歴史に、義公の遺教の、霊犀一点の通じるあるを感得する。遺猷(いゆう)とは、先祖が子孫に遺したはかりごと、規範の謂。
目次
内篇一、序に代えて-義公の自覚と立志-
二、義公の史臣
三、『大日本史』続編計画の性格-鈴木暎一氏の所論をめぐって-
四、大井松隣と『大日本史』序
五、『禮儀類典』編纂をめぐる諸問題-特に宝永・享保の献上をめぐって-
六、義公回顧の気運について-寛政期の『往復書案』から-
七、義公と慶喜公
外篇
一、『左近詠草』解題
二、光圀夫人泰姫
三、水戸黄門外傳
あとがき