藤田幽谷のものがたり
梶山孝夫著
定価:本体900円(税別)
藤田東湖、父幽谷を語る。
東湖の父である幽谷の学問とその精神を東湖が記した「先考次郎左衛門藤田君行状」をメイン史料に小説形式で書き上げた史的根拠に...
水戸学逍遙
但野正弘著
定価:本体2300円(税別)
意外と識られていない水戸学の歴史にふれる
吉田松陰と橋本景岳といった幕末の先哲や明治の偉人・渋沢栄一と水戸の関わり
水戸藩における震災・津波の歴史ドラマ・映...
日本消滅
―その防止のために―
堀井純二著
定価:本体800円(税別)
〝日本消滅〟をもたらさないために今何をすべきか。
祖先が営々と培ってきた日本人の生活・文化……全てに繋がる皇室の存在意義を見つめ直し、そのあり方を問う。皇室典範改正問題に...
明治維新と陸軍創設
淺川道夫著
定価:本体3400円(税別)
陸軍建設にまつわる諸課題を実証的に検証
維新政府の陸軍建設というテーマに、直轄諸隊・対藩兵政策・用兵思想・軍紀形成・兵器統一などの問題毎に章立てをおこない、それ...
ケネディとベトナム戦争
―反乱鎮圧戦略の挫折―
松岡完著
定価:本体6800円(税別)
大国による軍事介入の象徴であるベトナム戦争に軍事史的側面から迫る!
ゲリラ戦争という名の脅威に自信満々で挑みながら、具体的な対応をめぐる政権内部の軋轢、あるいは南ベトナムとの摩擦などに直面...
日本軍の精神教育
―軍紀風紀の維持対策の発展―
熊谷光久著
定価:本体3800円(税別)
日本陸海軍の精神教育の実態と刑罰・懲罰の制度に鋭く迫る
精神面に関する施策がどうに行われ、変遷したか、その功罪は何か、戦力の最大限の発揮という目的に照らして、精神教育と技術教育...
中国海軍と近代日中関係
馮青著
定価:本体3400円(税別)
日中関係史の中で中国海軍の発展と諸問題を客観的・実証的に考察する
本書は、一八七〇~一九三〇年代における近代中国海軍の創設と拡大、消滅と再建の過程を日本との関わりを軸に、さらに日米中関係...
元寇役の回顧
―紀念碑建設史料―
太田弘毅編著
定価:本体6800円(税別)
元寇紀念碑建設運動と護国運動に史料面から光を当てた貴重な一冊
元寇紀念碑建設運動とは、湯地丈雄を主唱者として明治時代に元寇役(蒙古襲来)を回顧し〝歴史の教訓"を得て、護国思想の高揚を...
江戸湾海防史
淺川道夫著
定価:本体2800円(税別)
幕末の江戸湾海防政策の変遷
幕末日本における江戸湾の海防は、パワーポリティクスを基調とした当時の国際関係の中で、幕藩体制を維持しようとする幕府にとっ...
日本の軍事革命
久保田正志著
定価:本体3400円(税別)
ジェフリー・パーカーの「軍事革命」論は日本にも当てはまるのか?
鉄炮の伝来・普及に端を発した日本の軍事上の変革が戦国時代から近世初期にかけての社会制度にどのような影響をもたらしたのか。...
お台場
―品川台場の設計・構造・機能―
淺川道夫著
定価:本体2800円(税別)
日本初の本格的海中土木構造物「品川台場」築城の歴史
ペリー来航をきっかけに江戸湾内海防禦のためにオランダの築城書をもとに設計され築かれた西洋式の海堡「品川台場」。その設計・...
国防軍潔白神話の生成
守屋 純 著
定価:本体1800円(税別)
戦争に負けて、戦史叙述で勝った旧ドイツ参謀本部
第二次世界大戦の惨敗にもかかわらず、ドイツ国防軍と参謀本部の名声はなぜ残ったか?
終戦直後に人為的に作られたドイツ...