水戸の国学者 吉田活堂
著者 | 梶山孝夫著 | |
定価 | 1430円(10%税込) | |
本体 | 1300円(税別) | |
判型 | B6判 | |
体裁 | 並製本・カバー装 | |
発行日 | 平成30年7月16日 | |
ISBN | 9784764601369 | |
ページ数 | 132頁 |
水戸のユニークな国学者 吉田活堂(令世)の人物像に迫る
藤田幽谷の門人で、藤田東湖の義兄に当たる吉田活堂(令世)は、水戸学に国学(古典・歌学)という学問を積極的に取り入れようと試みた人物である。本書では、義公光圀以来の学風の中に自らの学問思想を磨きつつ、水戸学の一翼を担った吉田活堂という人物に光を当てて、彼の生涯を明らかにし、水戸学及び国学史上の役割を考える。本書が紹介されました
- 「神社新報」(2018年9月24日)5面【新刊】欄
- 「毎日新聞」(2018年9月25日付夕刊)3面【ピックアップ】欄
目次
『水戸の人物』シリーズ刊行に当たってはじめに
一 藩主斉昭の誕生
二 生涯
三 著述
四 学問
五 和歌
六 交遊
七 家族
八 終焉
附録一 『声文私言』をめぐって
附録二 『伊勢物語作者論』について
附録三 『万葉集』研究について
吉田活堂・璞堂略年譜
おわりに
著者略歴
昭和26年 茨城県生大学卒業後茨城県内の私立高等学校(中学校)に奉職、平成24年3月退職
鹿嶋市及び稲敷市文化財保護審議会委員、鹿嶋市史編纂専門委員、図説鹿嶋の歴史編集委員等歴任
現在 水戸史学会理事 温故学会顧問 博士(文学) 横浜市都筑区在住
※主要著書等 吉田活堂の思想(筑波書林)、新版佐久良東雄歌集(錦正社)、水戸の国学(錦正社)、水戸派国学の研究(臨川書店)、大日本史と扶桑拾葉集(錦正社)、現代水戸学論批判(錦正社)、大日本史の史眼(錦正社)、藤田幽谷のものがたり(3冊)(錦正社)、安積澹泊のものがたり(錦正社) 等