水戸史学選書
水戸学の道統
名越時正[著]
定価:本体2600円(税別)
水戸史学会創立50周年を前に、水戸史学選書として待望の復刊
「水戸学」は、徳川光圀をはじめとして数多くの先人たちが、われわれの想像も及ばない苦心によって探究し、長い年月の間の錬磨を...
若き日の藤田幽谷
―その学問形成―
梶山孝夫
定価:本体3200円(税別)
青少年期の幽谷に焦点を当て、その学問形成を探る
後期水戸学の中心的存在で水戸学の本流であった藤田幽谷の青少年期の学問成果に注目し、その形成の一端を明らかにする。幽谷門下...
続々 水戸光圀の餘香を訪ねて
住谷光一著
定価:本体2800円(税別)
水戸光圀公由縁の地を訪ね、時空を越えて伝わる面影を垣間見る
元禄三年、藩主の座を徳川綱條に譲ってから西山荘に隠居し、藩内をくまなく巡遊するのを日課とした光圀。巡遊は藩民の信頼を絶大...
吉田松陰と水戸
仲田昭一 著
定価:本体3400円(税別)
「水府の学」「水戸学」の今日的意味を問う
第一部「他藩士と水戸」では、水戸にやってきた高山彦九郎が果たした影響、吉田松陰が学び得た水戸の学問、天狗・諸生の争乱とこ...
水戸学の復興
―幽谷・東湖そして烈公―
宮田正彦 著
定価:本体2800円(税別)
光圀歿後、水戸学を支え復興した精神と行動を 藤田幽谷・藤田東湖・烈公(徳川斉昭)の三者を通して探る
水戸学の精神は、光圀から真っ直ぐ徳川慶喜の「大政奉還」に繋がった訳ではない。光圀歿後の九十年に亙る歳月は、本来の姿、理想...
水戸学逍遙
但野正弘著
定価:本体2300円(税別)
意外と識られていない水戸学の歴史にふれる
吉田松陰と橋本景岳といった幕末の先哲や明治の偉人・渋沢栄一と水戸の関わり
水戸藩における震災・津波の歴史ドラマ・映...
大日本史の史眼
―その構成と叙述―
梶山孝夫著
定価:本体3400円(税別)
『大日本史』の神髄を明らかにする
『大日本史』は『史記』に倣ったものと云われているが著者は、その構成と叙述に於ける相違点を徹底的に検証し、『大...
続 水戸光圀の餘香を訪ねて
住谷光一著
定価:本体2800円(税別)
水戸光圀公由縁の地を訪ね、時空を越えて伝わる面影を垣間見る
民情視察に力を注ぎ、茨城県内各地を訪れて多くの逸話を残す光圀。前著に続き、光圀公由縁の地を訪ね、土地の人に出会い、さらに...
水戸藩と領民
仲田昭一著
定価:本体2700円(税別)
水戸藩と領民とが織りなす厳しくも温かく美しい人間模様
経済的に困難を極めた時代に水戸藩と領民とが諸課題に立ち向かい、謙虚に誠実に未来を開こうとした先人達の「誠意」を具体的に抽...
現代水戸学論批判
梶山孝夫著
定価:本体2700円(税別)
一体、水戸学とは何なのか。
本書では、水戸学の探究のためにも現代水戸学論の批判と修正を図りつつ、虚心坦懐に水戸の先人が求めたところを明ら...
北方領土探検史の新研究
―その水戸藩との関はり―
吉澤義一著
定価:本体3400円(税別)
間宮林蔵、木村謙次、松浦武四郎の水戸藩とのつながりを考究し江戸(幕末)の日露交渉の真相に迫る!
個々の探険家の研究を総合比較してその相互関連を明らかにし、それらを政治的に運用結合させた幕末という時代の政治力学を闡明...