津軽のイタコ
著者 | 笹森建英 | |
定価 | 3080円(10%税込) | |
本体 | 2800円(税別) | |
判型 | A5判 | |
体裁 | 上製本・カバー装 | |
発行日 | 令和3年4月 | |
ISBN | 9784764601437 | |
ページ数 | 208頁 |
知られざる津軽のイタコの実態をひもとく
津軽のイタコの習俗・口寄せ・口説き・死後の世界・地獄観・音楽など、彼女たちの巫業や現状とは一体どういうものなのか?長きに亘りイタコに関する研究を行ってきた著者が、調査体験に基づき実態を明らかにする。※2021年5月5日『陸奥新報』に書評が掲載されました。
※2021年5月27日『東奥日報』に書評が掲載されました。
※2021年5月31日『陸奥新報』7面〔文芸時評〕欄にてご紹介頂きました。
※2021年10月「青森の暮らし」432号【田邊奈津子の城下町通信】欄にてご紹介頂きました。
※2022年9月号学会誌『民俗芸能研究』第71号にてご紹介頂きました。
※2022年2月 雑誌「弘前」第511巻〔特集 郷土出版〕にてご紹介頂きました。
※2022年3月刊「北海道民族学」第18号にてご紹介いただきました。
ウェブサイトにて内容をご覧いただけます→https://hes.official.jp/index.php/info10/kaishi/280-18
目次
序第一章 口寄せ
第二章 名称
第三章 歴史
第四章 巫業
第五章 イタコの生活史
第六章 加持祈祷
第七章 祝福・祈祷祓いの経文
第八章 祭文
第九章 音・音楽
第十章 宗教・信仰
結語
補遺―口寄せの経文―(笠井キヨによる)
引用・参考文献(五十音順)
あとがき
詳細目次(PDF)
著者略歴
青森県弘前市出身早稲田大学文学部哲学科卒業
マンハッタン音楽院 修士(作曲)
ハワイ大学音楽部 修士(民族音楽学)
【職歴】
元弘前大学教育学部教授
元青森県文化財保護審議委員
弘前学院客員教授
【著書】
『津軽箏曲郁田流の研究』(津軽書房)共著
「芸能と音楽」(工藤睦男編『大畑町史』大畑町役場)
「巫覡と音・音楽」(福田晃編『巫覡・盲僧の伝承世界』三弥井書店)
「縄文琴に関連する研究」(鈴木克彦編『縄文琴の研究』弘前学院大学)
『つがる音の泉』(弘前学院大学)