生きている人形芝居
著者 | 永田衡吉著 | |
定価 | 3080円(10%税込) | |
本体 | 2800円(税別) | |
判型 | A5判 | |
体裁 | 上製本・函入 | |
発行日 | 昭和58年11月20日 | |
ISBN | 9784764608054 | |
ページ数 | 208頁 |
人形博士の論集。
著者の人形に対する愛着がどの文章にもしみじみと感じられる。東北のおしら遊び、九州の古表・古要宮の傀儡戯、淡路や阿波の夷まわしなどをはじめ、これら人形に関する系譜、そしてそれらの特色を世界の人形芝居とも比べられつつ円熟な筆を以て明確にされている。目次
序おしら遊び・古要くぐつ・夷まわし
三番叟まわし・箱廻し
淡路人形芝居
からく人形戯
人形山車について
指人形と差し人形
一人遺いの古浄瑠璃人形芝居
特殊な一人遺い人形芝居
糸あやつりの歴史
文楽初見・歌舞伎旅情
文楽人形カシラの原型
三人遺(文楽式)人形芝居細見
鉄砲ざし系譜
生きている人形芝居の集大成
栃木烏山の山あげ
大人弥五郎
日向の大人弥五郎
三河知立の山車からくり人形芝居
尾張知多野山車からくり人形
広島廿日市原の説経源氏節人形
秋田猿倉人形・金多豆蔵
栃木の人形芝居・人形戯
栃木伏久人形
福島須賀川、関下人形資料
阿波でこ記
大仏次郎と人形芝居
パンチとジュディ
イタリアの人形戯
古代中国の俑
人形芝居系譜覚書
全国人形芝居系譜・総覧
東京が育てた郷土芸能