本田安次著作集 日本の傳統藝能 第十七巻
―能・狂言 人形芝居ほか―
著者 | 本田安次著 | |
定価 | 22000円(10%税込) | |
本体 | 20000円(税別) | |
判型 | A5判 | |
体裁 | 上製本・函入 | |
発行日 | 平成10年12月23日 | |
ISBN | 9784764605176 | |
ページ数 | 600頁 |
日本全国の芸能全てを収録した民俗芸能研究の集大成
写真・図版 107枚※美本無し・在庫僅少
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目次
能・狂言1、能及び狂言考
(1)能の誕生
(2)三種の能
(3)一人称の語りと象徴的技法と
(4)鏡の間の神秘
(5)ワキの発生
(6)鳴るは瀧の水
(7)猿楽囃子と万歳楽と
(8)脇能の演出様式
(9)脇能風の能
(10)三人称語りの能
(11)各種の翁
(12)稲積の翁と代継翁
(13)父尉・延命冠者註
(14)物着のこと
(15)悪口者と道化と
2、諸国の能・狂言
(1)愛知県古戸田楽の能
(2)静岡県印佐町寺野の翁
(3)天竜市神澤の翁
(4)大川村日向の翁
(5)上鴨川住吉神社の翁
(6)伊勢市一色能の翁
(7)摂州車び翁舞
(8)美濃北方の翁猿楽
(9)紀州色川郷の万歳楽
(10)天竜川流域の古能
(11)美濃能郷の能
(12)越前上池田町水海の能
(13)埼玉県閏戸の式三番
(14)東京都檜原村笹野の式三番
(15)甲斐黒平の道祖神祭と式三番と
(16)静岡県下河津村の式三番
(17)兵庫県青垣町の式三番
(18)能郷の狂言
(19)奥羽の狂言
(20)奥吉野の惣谷狂言
(21)福岡県の清瀧狂言
(22)京都市の壬生狂言
(23)山口市鷺流狂言の復活
3、能・狂言の鑑賞
(1)能の鑑賞について
(2)狂言の鑑賞について
(3)鑑賞ノートより
人形芝居ほか
(1)ふるさとの人形芝居
(2)岩代の高倉人形
(3)関東の人形
(4)古要人形
(5)佐渡の人形芝居
(6)八王子の車人形
(7)小河内の車人形
(8)知覧・加世田の水からくり
(9)竹田の糸操り
(10)結城の糸操り
(11)檜枝岐歌舞伎
(12)地芝居
(13)面芝居
(14)力持と角乗
著者略歴
明治39年3月 福島県本宮町に生まれる昭和4年3月 早稲田大学文学部英文科卒業
昭和4年3月 宮城県立石巻中学校(現・石巻高)教諭(~昭和24年3月)
昭和24年4月 早稲田大学付属高等学院教諭・同大学文学部講師(~昭和35年3月)
昭和25年10月 文化財保護審議会専門委員(~昭和61年7月)
昭和29年3月 東京都文化財専門委員(~昭和49年3月)
昭和35年4月 早稲田大学教育学部教授(~昭和51年3月)
昭和46年5月 日本民俗芸能協会会長(昭和62年6月、同月名誉 会長、現在に至る)
昭和51年4月 成城大学講師(~昭和54年3月)
昭和56年4月 日本口承文芸学会会長(~昭和58年3月)
昭和59年11月 民俗芸能学会代表理事(~昭和62年3月)
昭和62年4月 民俗芸能学会名誉代表理事(~現在に至る)
平成2年4月 藝能学会会長(~平成4年3月)
主な受賞歴
昭和18年11月 第一回芸能学会賞(『山伏神楽・田楽』『能及狂言考』)
昭和29年3月 昭和29年度芸術選奨(『霜月神楽之研究』)
昭和35年3月 早稲田大学文学博士(論文「神楽の研究」)
昭和42年11月 紫綬褒章
昭和47年1月 河北文化賞(「東北の無形文化財の研究と保存に寄興」)
昭和48年10月 早稲田大学大隈記念学術褒章
昭和50年3月 昭和49年度芸術選奨文部大臣賞(『日本の民俗芸能』全5巻)
昭和51年11月 勲三等瑞宝章
平成3年10月 第11回伝統文化ポーラ大賞(「民俗芸能の発掘・公開・保存・振興につくした功績」)
平成4年10月 第31回柳田賞(『沖縄の祭と芸能』)
平成7年11月 平成7年度文化功労者賞