通巻 | 161・162号 | |
著者 | 軍事史学会編 | |
定価 | 4400円(10%税込) | |
本体 | 4000円(税別) | |
発行日 | 平成17年6月 | |
ISBN | 9784764603196 |
目次
序言黒沢文貴/日本近現代のなかの日露戦争、そして世界のなかの日露戦争
巻頭言
I.ニッシュ(等松春夫訳)/日露戦争─100年の後に─
第一篇 戦場の諸相
H.P.ウィルモット(小谷賢訳)/ 歴史的展望の中の日露戦争
篠原昌人/研究ノート:遼陽会戦と松石安治─殲滅戦の挫折─
藤田昌雄/戦場の食─日露戦争における日本陸軍の糧秣体系―
谷村政次郎/戦場に響いた楽の音―日露戦争と陸海軍軍楽隊―
相澤淳/「奇襲断行」か「威力偵察」か?―旅順口奇襲作戦をめぐる対立─
岩橋幹弘/日露戦争における海軍戦時教育
V.L.アガーポフ(堤明夫訳)/ 露日戦争におけるウラジオ巡洋艦戦隊の作戦
堤明夫/解説:アガーポフ論文への補論
D.シンメルペンニンク(横山久幸訳)/ロシア陸軍の満州作戦
白石博司/〈史料紹介〉「明治三七年五月一日~三八年一月三一日攻城工兵廠陣中日誌」
第二篇 戦争と社会
竹本知行/戦時下の市民生活―京都の場合―
松本郁子/日露戦争と仏教思想―乃木将軍と太田覚眠の邂逅をめぐって―
T.N.ヤスコ(松本郁子訳)/在日ロシア軍捕虜に対する社会民主主義者たちの宣伝活動
D.A.バレンドーフ(佐伯康子訳)/アメリカとグアム、そして日露戦争
第三篇 戦争の遺産
S.C.M.ペイン(荒川憲一訳)/ 明治期日本の国家戦略における日清・日露戦争とその帰結
藤田賀久/南満州の獲得―小村寿太郎とその権益認識―
大木毅/出来すぎた伝説―奉天からタンネンベルクへ―
原剛/歩兵中心の白兵主義の形成
等松春夫/日露戦争と「総力戦」概念―ブロッホ『未来の戦争』を手がかりに―
第四篇 文献目録
日露戦争研究 日本語文献目録(末吉洋文・北野剛・編集委員会)